札幌記念

ミヤビランベリ、ブエナ斬りだ
今年で4年目を迎えるサマーシリーズ。史上初のシリーズ連覇を狙うのが、七夕賞を制したミヤビランベリだ。昨年までの逃げ一辺倒とは違い、好位から差す競馬を覚えてパワーアップ。今年は心身ともに充実している。今回はG2で1着が12ポイントとなり、勝てばシリーズ王者の可能性がグッと高くなる。天才少女ブエナビスタを撃破し、頂点を獲りに行く。
ブエナビスタに待ったをかける。昨年のサマー2000シリーズの王者ミヤビランベリが、史上初となる連覇達成に意欲を燃やしている。七夕賞を勝った後は、札幌記念を次のターゲットに設定して、そのまま函館競馬場へ移動。ここまでじっくりと調整されており、何の不安もなく来ている。以前は逃げられないとモロさをのぞかせていたが、好位から抜け出した目黒記念に続いて、前走の七夕賞でも前々の競馬からゴール前での混戦をしぶとく制してみせた。しかも、57キロのハンデを背負って堂々の勝利。「好位の外付けで差し切ったのは初めてじゃないかな」と担当の奥厩務員が語るほど、完全にモデルチェンジに成功。抑える競馬を覚えたのは大きな収穫で、逃げ専門のイメージは完全に払しょくされている。体調もいい。昨年は七夕賞から小倉記念へ転戦したが、夏バテで思うような調整ができなかった。しかし、今年は涼しい函館で順調な仕上がりを見せている。「今年はいい感じに来ているね。日曜(16日)の追い切りもしまいを流す程度だったが、動きは良かったよ」と同厩務員は出来の良さを強調。万全の態勢で臨めそうだ。サマー2000シリーズは、現時点で10ポイントでサクラオリオンダンスアジョイと並んでトップタイ。今回はG2で1着に12ポイントが加算される。最終戦新潟記念はG3で1着が10ポイントだけに、ここを勝てばシリーズ連覇はほぼ確実といっていい。北の大地で進化した姿を見せつける。

http://www.daily.co.jp/horse/2009/08/19/0002248831.shtml

とはいえ勝つのはブエナビスタでしょう。札幌記念ブエナビスタミヤビランベリヤマニンキングリー3連複1点勝負!タスカータソルテをどう扱うかが最大の焦点。