馬主

ディープ産駒に1300万円 37歳落札
JRAブリーズアップセールが26日、中山競馬場で行われた。上場馬唯一のディープインパクト産駒タイランツフェイムの08(牝)が1300万円で落札された。950万円からスタート。当初は様子見のためか声が上がらなかったが、一声がかかってからリズム良く値段が上昇した。落札したのは荻野亮氏(37=会社経営)。09年11月にJRAの馬主免許を取得したばかりで中央では初めての持ち馬。「正直、違う馬を希望していた。自分には縁のない馬だと思っていたけど、魅力はあったので自然に手が挙がってしまった感じ。本当にびっくり」と興奮冷めやらぬ口ぶり。セリに備え北海道まで足を運んで見た1頭で、あこがれのディープ産駒ゲットに満面の笑みを浮かべた。
騎乗供覧ではハロン14秒2−13秒5と控えめな時計だったが、騎乗した騎手課程生徒の嶋田純次君は「フットワークが軽快で乗っていて気持ちいい。瞬発力がありそうで追い出せばビュッと行きそうな感じ」と好感触を伝えた。入厩先となる庄野師は「まだ成長過程にある馬なのでじっくりといった方が良さそう」。デビューは成長を見ながらになりそうだ。
なお、最高価格はゲルニカの08(牡、父ロックオブジブラルタル)の3000万円で「エイシン」の平井豊光氏が落札。予想以上の高値に苦笑しつつも「牡馬の中ではこれが1番だと思っていた」と話していた。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20100427-622830.html

37歳で馬主かあ、よほど儲けてるんでしょうな。