レディブロンドの仔

マイルで反撃ラドラーダ
ヴィクトリアマイルは、ブエナビスタレッドディザイアのGI馬2頭が人気を分けそうだが、初の海外遠征となったドバイからの帰国初戦。2年前にはドバイ帰りのウオッカが断然人気で2着に敗れた。注目は関東馬ラドラーダ。重賞初挑戦の阪神牝馬Sは6着に敗れたが、実績のある東京マイルで反撃は可能。NHKマイルCを制した安藤勝己騎手(50)の手綱で“2強”の一角崩しを目論む。
良血ラドラーダが、昨年の牝馬3冠で激闘を演じたブエナビスタレッドディザイアの2強に果敢に挑戦する。
シンボリクリスエス、母レディブロンド、叔父は7冠馬ディープインパクトという血統馬。昨年8月に未勝利を勝ち上がり、秋には3連勝でオープン入り。5カ月の休み明けだった前走・阪神牝馬Sで重賞初挑戦。1番人気に推されて6着に終わったが、阪神芝・内1400メートルの外枠(18頭立(17)番)で終始厳しい競馬を強いられた。
「前走は相手も強く、いろいろ大変だった。上手に競馬するようになったが、GI馬相手にどれだけの競馬ができるか。お母さんも素晴らしかったが、この馬もお母さんぐらい走ってくれると思う」と藤沢和調教師も上位争いを願う。
今回は5戦5連対のマイル戦。東京コースも【2・1・0・0】と堅実だ。鞍上は引き続き安藤勝騎手。「前走は思ったより反応が鈍かったのは久々の分かも。今度は実績のある東京マイルなので期待できる」と巻き返しの可能性を口にする。アンカツは先週のNHKマイルCをダノンシャンティで優勝。昨年のエリザベス女王杯まではブエナの主戦を務め、宿敵レッドと対決。2強を熟知するベテランの手綱は心強い。
追い切り翌日のラドラーダは角馬場で20分ほどダクを踏んで歩様チェック。「問題ないね。少し右にモタれる仕草を見せたので癖になる前に、と思って右側だけにチーク。レースでも着ける予定」と話す葛西調教助手は母レディブロンドの背中も知っている。「お母さんは数(6戦5勝)を使わないで上がっちゃったけど、乗り味や持っている雰囲気はよく似ている。お母さんに追いつけるだけの素質はある」と言葉に力が入る。
ラドラーダがマイル女王の座を目指して一発大逆転を狙う。

http://www.sanspo.com/keiba/news/100514/kba1005140505010-n1.htm

そうかあ、レディブロンドの仔かあ。応援しなくちゃね。でも今のところ私の軸馬はプロヴィナージュとブラボーデイジー。そうしてあとウェディングフジコも気になるなあ。