ダービー軸馬

フラッシュ上昇!古馬圧倒
エイシンフラッシュはCWを馬なりで6ハロン84秒7、3ハロン38秒8−11秒6と極上の切れを見せた。
3カ月ぶりだった皐月賞で3着と力のあるところを見せたエイシンフラッシュが、確実に上昇カーブを描いてダービーに向かう。
皐月賞ヴィクトワールピサプリンシパルSを勝ったルーラーシップが最終追い切りを終えた直後のCWコース。それらの有力馬を凌ぐ動きを見せたのがフラッシュだった。鮫島騎手(実戦は内田博騎手)を背にフィニステール(牡6、1600万下)を4馬身ほど追いかけてスタート。首を使ってリズム良く追走して軽快にラップを刻む。直線入り口で射程圏に入れると、並ぶ間もなくかわして2馬身突き放した。馬なりで6ハロン84秒7、3ハロン38秒8−11秒6をマーク。休み明けの前走を使った上積みは明らかだ。
「動きはすごく良かったです。最近は子供っぽさが抜けて、走りがしっかりしてきました。いい感じだったし、本当に状態はいいです」。大一番への最終追い切りを任された鮫島騎手は、理想通りのけいこができたことを告げた。見届けた藤原英調教師は「相手に合わせるだけのけいこだったが、動きは良かった」と合格点を与える。
皐月賞は若葉Sをステップに向かう予定だったが、鼻肺炎の影響で京成杯からの直行。「順調さを欠いたのに、皐月賞で3着。よく頑張ってくれた。ダービーに向かうことを考えれば、いいローテーションになったと思う」とトレーナーはローテーションに狂いが生じたことも前向きにとらえる。
ひと叩きされて前走以上の気配を見せているエイシンフラッシュが、強敵を相手に世代の頂点へと登り詰めようとしている。

http://www.sanspo.com/keiba/news/100527/kba1005270502007-n1.htm

もう何があっても変えません。ダービーはルーラーシップエイシンフラッシュから。