ディープ2世デビュー

ディープ2世シュプリームがデビュー
今週開幕する3場(福島、阪神、函館)で、いよいよ2歳新馬戦がスタートする。もちろん注目は新種牡馬ディープインパクトの2世たちだ。父と同じ池江泰郎厩舎でトレセン入厩第1号となったシュプリームギフト(牝)が20日、阪神4R(芝1600メートル)でデビューする。馬名通り、ディープからの「至高の贈り物」となるのか。さあ、夢の続きが始まる。
その強さに誰もがとりこになったディープインパクトが引退し、はや3年半。待ちに待った子供たちが、いよいよターフに登場する。
かつてディープを担当した市川厩務員が言う。「サンデーサイレンスノーザンテーストを継いで、種牡馬として一世風靡(ふうび)すると思います。外国で活躍している種馬も、小柄な馬が多いですからね。これでまた競馬界が盛り上がれば」と楽しみにする。池江泰郎師も「牧場からもディープ産駒は柔らかいとよく言われる」と期待大だ。
20日の阪神4Rでデビューするシュプリームギフト(母スーヴェニアギフト)は「首を下げて走るところは親譲り。走ってからの姿は見違えるほど」と師は言う。ここまで順調に乗り込まれ、1週前追いはポリトラック6ハロン81秒7−12秒2でチアフルアイズ(新馬)に半馬身先着した。担当の田重田助手は「もうできていますね。初めて見た時から走りそうな雰囲気を持っていました。体も見栄えがしてバランスもいい」と笑顔を見せる。馬体重は440キロ弱。小柄な体と気品のある顔だちも父親似だ。「学習能力も高いです。ゲートを出るのも速いし、出てからも速い。速いところに行った時のフォームもいいし、楽しみ」と心躍らせる。
4月14日、ディープ産駒の東西トレセン入厩第1号として有名になった。「何が何でも1番目にと思っていたわけじゃなく、一番順調にきた馬がこの馬だった。何かの縁かな」と池江泰郎師は仕上がりに満足そう。父がデビューした阪神競馬場で、強烈な勝利を飾るか。さあ飛べ。伝説第2章の幕が開く。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20100615-641596.html

ソーラーセイルはバネが凄い
ディープインパクト産駒のソーラーセイル(牡=野村)が順調な仕上がりを見せている。「走るフォームがいい。バネがあるし跳びが大きい。先週に追い切ってから、だいぶ行きっぷりが良くなってきたよ」と植平助手。今週、追い切った内容次第で19日阪神(芝1200メートル)のデビューもありそうだ。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2010/06/15/06.html

さっそくPOGで指名したのが上の2頭、シュプリームギフトとソーラーセイル。がんばれ。