マイラーズカップ

好調維持リーチは2番時計
マイラーズCの連覇を狙うリーチザクラウン(牡5、栗東・橋口)は坂路で追われ50秒2−13秒4をマークした。前半2ハロンを12秒3−11秒9で飛ばしたためゴール前は脚色が鈍ったが、この日の2番時計はさすがだ。手綱を取った武豊騎手は「持っていかれた」と苦笑いしつつ「相変わらず元気だし、内にモタれる面をあまり見せなかった」と好調キープを報告する。
前走の中山記念では“世界の”ヴィクトワールピサの3着ながら差すレースで新味を見せた。「あえて控えるレースをした。ようやく“形”ができつつあるね。今回はマイルもいいし、阪神も意外に成績がいいので、できたら外枠が欲しい。自由自在に乗れるタイプじゃないから」とモマれない外枠をリクエスト。スンナリ折り合えば今年も好勝負だ。

http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20110413-760671.html

モダン「スランプ抜けた」
今週の阪神メーン、マイラーズC(G2、芝1600メートル、17日)に出走予定の古豪ショウワモダン(牡7、杉浦)が本領発揮の季節を迎えた。前走ダービー卿CTこそ予想外の馬体減りで7着に終わったが、以前とは一変するような気合乗りでレースに集中した。中1週で関西圏までの輸送をこなしながらの出走となるが、体調がピークとみての出走。昨年の安田記念を制しているように、体調万全となれば有力候補の1頭だ。杉浦師は「この時期に調子を上げるのは季節的なものだろうね。一時のスランプは抜け出したんじゃないか」と明るい表情だった。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20110413-760500.html

今のところ軸はリーチザクラウン、そうして相手はショウワモダン。雨でも降れば面白いのになあ。