紀伊半島グルッと1周の旅

tk33082011-08-11

  • 出発前

昨日梅田にでかける用事があったので、第1ビルの地下の金券ショップで「青春18きっぷ」を入手。帰りに志紀の駅周辺を探検して駐輪場を見つけておいた。夜に持っていく荷物をまとめて、いつものエナメルバッグに詰め込む。

  • 5:50出発

5時に起きて支度して、自転車で志紀へ。駐輪場のおっちゃんに「明日の夜取りに来るから、2日分ね」と言って200円払う。改札で「青春18きっぷ」を見せてスタンプ押してもらうと「われながら、ムチャなコトを」という思いがよぎる。

  • 6:09志紀発JR難波行き

満員。こんな時間から通勤ラッシュが始まっているのかと、みなさんが気の毒に。

天王寺で朝ごはん」と思っていたのに開いている店がなく断念。田辺で「小鯛雀ずし」を食べようと決意。

阪和線内は満員やろなあ、と思っていたらやっぱり満員。ほとんどが通勤のサラリーマンでその中に私と、海水浴に行くらしき○○高校生のグループ。この高校生グループは状況を考えず大きな声ではしゃいで傍若無人な振る舞い。私は「和歌山までは立ってよ」と思い、ドア近くで立っていたのですがやつらは要領よく空いた席に座ってまわりの迷惑考えず○○っぷり全開。よっぽど怒鳴りつけようかと思いましたが、ひとりのおばあちゃんが一生懸命相手しているので「ここで怒鳴ってもなあ」ということで沈黙。おばあちゃんが降りて、やつらの目的地の広川ビーチに近づいたところで車掌さんに検札され不足料金を徴収されていて溜飲が下がりました。放出から乗ったらしいのですが天王寺までの切符しか買ってないのや「PiTaPaやから」とうそぶいているのやら。「きのくに線内はPiTaPaICOCASUICA使えません」という放送が何度もあったのにね。ともあれ広川ビーチで○○が降りて、あとは平穏な列車行。

  • 9:39田辺着 田辺にて

駅の売店で「小鯛雀ずし」を探すもなく、おねえさんに聞くと「和歌山あたりでしか売ってない」とのことなのでしょうがなく駅前の喫茶店でモーニング。後ろにばあちゃんのグループがすわっており、聞くとはなしに会話を聞いていると「くらんしお」などの紀州古語は出てきませんでしたが、田舎のばあちゃんの朝の会話。ちょっとほっこりしました。

  • 10:53田辺発新宮行き

3時間の列車行、道中は特に何もなく平穏に。道連れは「青春18きっぷ」持って旅してる風な2人組と、70過ぎのおっちゃんら。途中私のコロニーに補給してくれた人が串本在住の人で、「紀伊半島1周中」と送ると「では電車から取れないおみやげを」とのことで【潮岬灯台】をもらう。お返しに京都太秦周辺地域で取った【時代劇のかつら】をプレゼント。この人に「串本コロ」と名付けてリンクしておく。

  • 13:51新宮着 新宮にて

駅前をグルッと一回りするもメシ屋はすべて準備中。しょうがないので駅の売店めはり寿司を買ってほおばる。食後、売店のお姉さんに「おいしかった、ごちそうさま」と言って空いたペットボトルに「水入れてくれるかな」と頼むと快く自分用に冷やしておいた水を満タンに入れてくれて感謝。

  • 15:11新宮発亀山行き

亀山まで4時間、今日いちばん長い列車行。新宮までは電化されているが、ここからは未電化区間ディーゼル機関の揺れと音は大学時代、松江と大阪を往復するたび乗った伯備線のやくもや山陰線の山陰、だいせんなどを思い出して懐かしい思いに。そんなことを考えていると、進行方向右側の太平洋は大阪から松江へ戻ってきたとき、伯備線伯耆大山で山陰線に合流してから右手に見える日本海のように見えてくるから不思議。

  • 19:25ちょっと遅れて亀山着

亀山といえば関西線の東側、グルッと一回りしてきたなあと感慨深いものが。ここでの待ち合わせは30分ほどだったので、駅から出ずすぐに次の列車に乗車しておく。ここまで来るとJR東海の管内。列車に書いてある略号は「海」、東海の「東」だとJR東日本と間違うもんなあと変なことに感心。またJR東海電子マネーカードは「トイカ」というらしい。

  • 19:55亀山発名古屋行き

あと2時間ちょっとで名古屋、今夜の宿はどうしようかと考える。駅前でビジネスホテル探すか、ネットカフェか。途中四日市あたりで時間限定のおみやげ【四日市工業地帯の夜景写真】を入手。この列車は通勤列車、亀山からも勤め帰りの人たちが乗ってきて次第に降りていくし、名古屋に近づくにつれて次第に人が乗ってくるし。

  • 21:30ちょっと遅れて名古屋着

名古屋駅前はキャリーバッグ転がしている若者がウヨウヨ。地元のヤンキーや勤め帰りの酔っぱらいたちもウジャウジャいて、あんまり長くうろつきたくない雰囲気。駅前の吉野家で晩ごはん食べてから宿探し。駅の売店のお姉さんに聞いてビジネスホテルがたくさんある界隈へ突入。何軒かフロントでシングル素泊まりの値段を聞くもちょっと高いなあ。何軒目かで、これならというところがあったのでそこにチェックイン。ちいさいちいさいユニットバスでシャワー浴びてホッと一息。「串本コロ」に無事名古屋に到着、と報告して【四日市工業地帯の夜景写真】をプレゼント。彼はお返しに【龍神温泉の湯】をくれましたとさ。そんなこんなで10:30消灯・就寝。