マシュマロ新馬戦勝利

マシュマロ白毛初のデビュー勝ち
競走馬としては非常に珍しい白毛馬がJRAで歴史的Vを収めた。京都6R新馬戦(ダート1400メートル)は単勝2番人気に支持されたマシュマロ(牝、吉田、父クロフネ)が2番手を追走。4角で逃げるスズノハヤブサを楽にかわすと、最後は2着に2馬身半差をつけて快勝した。白毛馬の新馬戦勝利は史上初で、タイムは1分26秒4。
パドックでは場所取りする人も多く、G1並みの盛り上がり。真っ白な馬体に、鞍も腹帯も白という粋な馬装で登場した。レースでも4角で先頭に躍り出ようとした瞬間、スタンドからはG1級の歓声が響き渡った。「僕の耳にもはっきりと聞こえました」と川田騎手。力強く伸びて先頭でゴールするマシュマロを、ファンが大拍手で迎えた。
全兄の白毛ホワイトベッセルの手綱も取った川田は、喜ぶファンの姿を見て満面の笑みを浮かべていた。「スムーズに競馬できましたし、すごくいい勝ち方。お客さんの盛り上がりがすごかったので、無事に出世してくれたらと思います」。
馬主の金子真人氏は「名前を付けるのにひと苦労した」と苦笑い。今後については未定だが、吉田師は「油断せず脚元をしっかりチェックしていきたい」と話した。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20111114-863175.html

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