がんばれ、JR貨物

がれき専用列車が運行 仙台―東京、最大400トン運ぶ
東日本大震災で出たがれきを仙台市から東京都へ運ぶJR貨物の専用貨物列車の運行が始まり、第1便が19日午後11時55分ごろ、東京貨物ターミナル(東京都品川区)に到着した。コンテナごと都内の清掃工場などへ運ばれ、焼却される。
19日午後3時過ぎに仙台貨物ターミナル(仙台市宮城野区)を出発した列車は、宮城県石巻市と女川町、岩手県大槌町のがれき約360トンを運んだ。
専用列車で運ぶのは宮城、岩手両県で出た木材など可燃性のがれき。月曜から土曜の毎日運行され、各車両に4トンのがれきが入るコンテナを五つ積み、最大20両編成で約400トンを運ぶ。粉じんなどが漏れないよう、コンテナは完全に密閉されている。
同社は昨年11月から、東京などへ一般の荷物と一緒にがれきを運んできた。だが、処理量が増えたため、専用列車の運行を決めた。

http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY201209200145.html