楢山節考→はだしのゲン

tk33082012-12-25

漫画家の中沢啓治さん死去 「はだしのゲン」作者
自分の被爆体験を元にした漫画「はだしのゲン」で有名な漫画家・中沢啓治(なかざわけいじ)さんが19日、肺がんのため、広島市内の病院で死去した。73歳だった。葬儀は本人の意向で行わなかった。
中沢さんは広島市出身。6歳の時、爆心地から1.3キロの同市内の国民学校前で被爆。父と姉、弟を失い、直後に生まれた妹もまもなく亡くなった。中学卒業後、漫画家を志して上京。1963年のデビュー当初は原爆体験を秘していたが、66年の母の死への憤りをきっかけに、初めて原爆を題材にした作品「黒い雨にうたれて」を発表した。
73年に、週刊少年ジャンプ集英社)に連載を始めた自伝的作品「はだしのゲン」は単行本だけで650万部を超すベストセラーになり、10カ国語以上に翻訳された。2009年には「ゲン」を含む全作品の原画を広島平和記念資料館に寄贈。近年は白内障で漫画の筆を折ったが、被爆体験を語る講演に精力的に取り組んでいた。

http://digital.asahi.com/articles/OSK201212250011.html

楢山節考はだしのゲン」というのは泉尾の文化祭で40期生田クラスがやった演劇です。1-6での「楢山節考」に衝撃を受け2年では「蒲田行進曲」で「はだしのゲン」に挑戦しましたが×。なによりも1-7ではやっとこさ進級したT山くんがいきいきとゲンだったかお父さんだったかを演じているのがショックでした。今でも覚えているのは「さあ、寝よう」というシーン、彼が上に手をあげて「クイ、クイ」と引っ張る仕草。同時に「カチャ、カチャ」と蛍光灯が消える効果音が流れて舞台上が暗転。教員という職業を続けていく上でいちばん大事な資質はイマジネーションだと、教えてもらった瞬間でした。
あともう一つは今どきのコーコーセーに「ゲン」を真剣に演じさせることのできる指導力。まあ「ゲン」を演じると決まった時点で真剣にやるだろうことは見えますが、「ゲン」をクラス演劇で取り上げるように持っていくその熱意。未だ私には身についていません。