栗東留学組

栗東留学”で「金」ジャックだ
秋華賞は“栗東留学”のブラックエンブレム関東馬のG1連敗記録をストップ。3着に同じ小島茂厩舎のプロヴィナージュが入り大波乱を呼んだ。菊花賞は同じく栗東滞在の小桧山厩舎2騎がスタンバイ。ダービーは惜しくも2着に敗れたスマイルジャック神戸新聞杯は折り合いを欠き9着。春の実績馬が巻き返しに懸命だ。ベンチャーナインも豊富な経験と末脚が武器。栗東滞在の関東馬が今週も淀の直線で舞う。あと五十メートル-。最高の名誉・ダービー馬の称号は、ゴール目前で夢と終わった。G1ホース不在の戦国・菊花賞。春の実力馬スマイルジャックが金メダル獲得に意欲を燃やす。飛躍の秋を胸に挑んだ神戸新聞杯。スタートを決めた小牧はマイポジションに導く。だが、1角にさしかかろうとしたとき、いつもと違う姿があった。「あれだけハミをかんでしまっては…」と、芝崎助手が振り返るように、明らかに折り合いを欠く形で2番手を追走。坂を登り切った時には体力は残ってなかった。「あれだけ(の期間)休んだのは初めてだったからね。当日はテンションが高かった」と敗因を振り返った。中間は美浦に帰らず、栗東で過ごした。「最初の1週間はテンションが上がっていたが今は心配ない」と環境への適応は十分だ。普段の調整は坂路からDWを2周。ダービー時と同じくハードトレを課して本番に臨む。「前走は仕上がりは悪くなかったが、目いっぱいの追い切りが不足していた。今回はやるべきことをやれている」と仕上がりには絶対の自信を持つ。「トモが随分と良くなった。追い切っても体が減ってこない」。春からの格段のパワーアップも感じている。あとは自身との戦いである“折り合い” のみ。前走の過ちは繰り返せない。先週、秋華賞を制した小島茂厩舎同様に、栗東滞在の関東馬からG1馬が誕生するか。「栗東は環境がいいし、施設も使いやすい」。芝崎助手も効果はプラスと考えている様子。「うちも“その気”になるよ」。西高東低が続くが、視界は開いた。関東馬の逆襲が始まる。

http://www.daily.co.jp/horse/2008/10/21/0001531884.shtml

ベンチャーナイン、末脚発揮だ
「こっちもいいですよ」と芝崎助手が馬上から首筋をポンポンと叩いたのはベンチャーナイン。スマイルジャックと同じく皐月賞、ダービーの道を歩み、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。前哨戦の神戸新聞杯では4着。栗東入り後も環境にすぐに馴染んで、順調な調整過程を描いている。「春の使い込んでいた時と違い、リフレッシュ度が全然違う」と心身ともに充実。自慢の末脚でアッと言わせるか。

http://www.daily.co.jp/horse/2008/10/21/0001531894.shtml

オウケンブルースリは切ります。母系のスピード傾向の強さと父ジャングルポケットも勝てなかった菊花賞の距離、3連複3連単のヒモとしては買うかも知れませんが軸馬としては信頼できません。
と言ってもどの馬を軸にするかはまだ決まっていませんが、秋華賞栗東留学組が1着・3着に来たからといってスマイルジャックベンチャーナインではこちらもちょっと信頼に足るかどうか。