阪神JF

抽選組ブエナ鋭く伸びた11秒8/阪神JF
開門直前に馬場を覆った白いもやをブエナビスタが切り裂いた。GOサインに鋭く反応すると、兄アドマイヤオーラとそっくりのフォームで6ハロン84秒2−ラスト3ハロン39秒1−11秒8。単走追いながら、前の併せ馬1組の5馬身後ろを追走して直線でパス。目標となった僚馬キタサンガイセン(牡2、新馬)に1馬身、ダディーズウォーズ(牡2、新馬)には4馬身の先着だ。「何も言うことないな。最後はフワッとしていたが無理する必要はないし、時計も上々だろう。楽に走っていた」と松田博資師は満点評価だ。デビュー前から評判高く、初戦(3着)は先に抜け出したアンライバルドに0秒3及ばなかったが、メンバー最速の3ハロン33秒5の鬼脚は際だった。次走の未勝利も道中インの9番手から4角で外に出すと、馬なりで1分34秒9の楽勝。競馬をしたのは300メートルだけだった。「上のアドマイヤジャパンやオーラは速いところをやったあとのケアが大事だったが、この馬はそういった不安がない。カイバも食べているし、トモにも肉がついてきている」と松田師は丈夫な体質にニンマリ。母ビワハイジは95年にエアグルーヴから金星。兄のジャパンやオーラもクラシックで上位争いした。1勝馬のため17分の6の抽選をくぐる必要がある。一時は男馬相手の次週中山の朝日杯FS(G1)参戦も真剣に検討した。「この馬が勝つ馬だとすれば、抽選も突破できるはず」と松田師。安藤勝騎手も「前回がアッという間。すごい脚だった」とほれ込む。出走できれば好勝負必至。母子制覇のチャンス十分だ。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20081211-438926.html

ここ最近ウオッカトールポピーなど抽選をくぐり抜けてきた馬たちが勝っています。今年もそうなるのかしら。

デグラーティア無敗Vへ突き放した/阪神JF
無敗の戴冠へ態勢は整った。3戦3勝の小倉女王デグラーティアはDWコースでの併せ馬で最終リハーサル。先行したエリモデュカス(2歳新馬)に外から4角で並び掛けると、余裕残しの手応えのまま5馬身突き放した。「自分の思った通りの追い切りができた。放牧から帰ってからどんどん良くなってきているし、ファンタジーSを飛ばしたことも正解だったと思う。出ていたら、お釣りがなかっただろうからね」。朝モヤの中、軽快なフットワークを披露した2歳牝馬に宮本師が目を細めた。栃木県産で当歳セリの価格は800万円、デビュー前は目立った存在ではなかった。だが、実戦に行ってのレースセンスの良さは特筆もの。しかも1戦ごとに力を付けている印象だ。3カ月ぶりのレースとなるがリフレッシュ放牧で体も大きく成長した。「小倉の時は正方形に近かった馬体も、体長が伸びて、長方形になってきた。新馬戦から好位抜け出しで勝っているし、距離が延びても大丈夫だと思っていますよ」(同師)3日にはデビュー以来コンビを組んでいる浜中を背に、DWコースでハードな1週前追い切りを消化。このひと追いで馬の気持ちにもスイッチが入った。最終追い切りの手綱をとった今野助手が仕上がりに自信を見せる。「先週ビッシリやっているから、きょうはサッと。先週よりも間違いなく良くなっています。いい感じで気合も乗っているしイレ込んでもいない」無敗で2歳女王になれば05年のテイエムプリキュア以来の快挙。小倉2歳Sで宮本師、浜中の“ダブル重賞初V”をプレゼントした孝行娘が、今度はG1のビッグタイトルをもたらそうとしている。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/12/11/07.html

いちばん勝って欲しいのはこの馬。宮本厩舎に初重賞をプレゼントし、次は初G1プレゼントといきましょう。もう奥さんのブログが終わってしまう心配もしなくて良いので複雑な心境で応援する必要もありません。ただただ純粋にこの馬と浜中くんと宮本厩舎の勝利を祈っています。
調教後の馬体重が発表されていますが良い感じです。やっぱりこの馬アタマで勝負かなあ。

コウエイなかなかやるね九州産/阪神JF
コウエイハートは坂路で4F56秒2〜1F12秒2をマークした。山内師は「いい動き。前走はそんなに馬体が減っていなかったし、体つきはまずまず。坂路の動きを見れば阪神の坂も悪くないだろう」と話した。九州産ながら小倉2歳Sで2着力走があり、ヒケは取らないはずだ。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/12/11/10.html

がんばれ、九州産馬。小倉2歳Sくらい走れば十分勝負になります。がんばれ。