天皇賞・春

20回目の“マラソン”トリック踏ん張る
長距離戦の経験値においてトウカイトリックは他馬の追随を許さない。3000メートルを超える平地レースは年間に6つだけ。トリックは菊花賞以外の5レースを経験し、通算【4339】。5年連続挑戦の天皇賞・春が実に20回目のマラソンレース参戦となる。
8歳で、キャリアも42戦と多い。それでも馬は着実に進化している。大平助手は「肉づきが良くなって、馬っぷりは良くなっている」と証言。事実、G1初挑戦の06年天皇賞・春は432キロだった馬体重が、昨年は454キロ。年を重ねるごとに馬体が充実してきた。大平助手は「この年齢でそんなに急に良くなることはないが衰えの兆しは全くない」と目を細め、野中師は「馬が痛むのはスピード。(長距離に)レースを絞って使っているのがいいのかもしれない」と分析する。
28日の追い切りは坂路で4F52秒7と上々の動き。師は「本当に出来は充実している。ジョッキー(藤田)も“思った以上に動いてくれた。前走より良くなっている”と言っていた」と満足げだった。今回同様に5度目の出走で初Vを飾った阪神大賞典からの上積みが期待できるとあれば、再度の“5度目の正直” も現実味を帯びてくる。「他がバテたころに、あとひと踏ん張りできるのが強み。この距離で崩れることは絶対にない。あとは自分に運があるかどうか」と師。運を引き寄せられるだけのことはやったと言わんばかりの表情だ。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2010/04/30/16.html

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