今度こそ引退

コスモバルク屈腱炎で復帰断念、引退
アイルランドでの現役復帰を目指していたコスモバルク(牡10)が故障のため引退することが15日、分かった。20日のカラ競馬場でのリステッドレース(2800メートル)で復帰予定だったが、12日朝の調教後に歩様に乱れを生じ、右前脚に浅屈腱(けん)炎の疑いがあることが判明。復帰を断念し、引退することになった。
今後は馬の状態など時期をみながら北海道に輸送し、ビッグレッドファーム明和(新冠町)で功労馬として余生を送ることになる。同ファームは「残念としか言いようがありません。現地の調教師、帯同したスタッフも無念だったと思います。応援してくださった皆さまにも本当に申し訳ないです」とコメントした。
同馬は09年有馬記念後、アイルランドでの現役復帰を目指したが調整中に故障を発症、いったん引退を表明した。しかし1年間の休養後、再度、同地での復帰を目指して今年2月にトレーニングを再開、6月末に現地入りしていた。

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